|
SHIBUYA-AX(シブヤ-アックス)は、かつて東京都渋谷区神南二丁目に存在した、日本テレビ放送網株式会社および株式会社電通の共同事業ライブイベントスペース。 == 概要 == 2000年12月16日に、国立代々木競技場の駐車場を日本スポーツ振興センターから賃貸した仮設施設としてオープン(杮落し公演は、Dragon Ash)〔〔SHIBUYA―AX終幕 「仮設」扱いで13年半運営 - 朝日新聞、2013年5月31日〕。仮設施設としてオープンしたのは、国立代々木競技場周辺は第二種中高層住居専用地域も指定されており、興行施設が建てられなかったためである〔。主に、若者に人気のミュージシャン・アーティストのライブで使用されていた。AXは、日本テレビのコールサイン、「JO''AX''-(D)TV」が由来。同じ発音の“axe”(斧)は無関係。 渋谷駅と原宿駅、明治神宮前駅から徒歩10分以下と、立地条件も比較的良かった。 オールスタンディング時、合計1500人超〜2000人弱規模のライブハウスは数少なく、2000年代前半において東京では本会場と赤坂BLITZ(旧施設)だけであったが〔2005年4月8日にステラボール(オールスタンディング時、合計1,884人)がオープンしている。〕、赤坂BLITZはTBSの再開発事業のため、2003年9月から2008年3月まで閉鎖された影響で、一時期は同規模を持つ唯一〔のライブハウス会場となっていたことで、SHIBUYA-AXの公演数も多くなった。 また、2004年まで日本テレビで放送されていた「AX MUSIC-TV」内で、SHIBUYA-AXでのライブ情報を放送していた。 しかし、仮設施設でありながら10年以上も営業していたこと、スポーツ振興とは無関係であったことから免除されていた固定資産税が2002年度から課税されていたことが問題視されていた〔。また、2010年秋の事業仕分けでも「目的外の業務で存在が好ましくない」と指摘されていた〔。このため、日本スポーツ振興センターは2012年10月に閉館することを決め〔、2014年5月31日を以て全ての営業を終了した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SHIBUYA-AX」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shibuya-AX 」があります。 スポンサード リンク
|